本当に上昇婚がイイの?自分のライフスタイルがキラキラする結婚をしよう
女性が結婚を考えるときに、ライフワークの話は避けては通れません。
今回は、上昇婚と下方婚についての話題を皮切りにして、女性の結婚とライフスタイルについてお伝えします。
この記事を読むことで、自分が本当はどういうライフスタイルを望んでいるのか、そのことを少しでも考えるきっかけにして頂けたら僕としても嬉しいです。
- 女性の年収増加は何を意味する?
- つまり、女性の年収増加と上昇婚の関係は?
- 女性が社会的地位を得ると男性の仕事が奪われるから結果的に上昇婚が難しくなるのは自業自得?
- 女性は上昇婚するのが一番イイのはホント?
- 上昇婚か下方婚か?は極端な話かも
- 他者の結婚を妬むのではなく、自分が結婚するときの参考にしよう
女性の年収増加は何を意味する?
女性の年収増加は何を意味するのか?
女性の年収増加が意味するものは2つあります。
一つは社会進出を含めた女性全体の社会的地位が向上した結果、女性全体の収入(平均値)が上昇するということ、もう一つは役職など社会的な地位の向上に伴って一部の女性の年収が増加するということです。
一般に、女性の年収について話をするときには前者の内容を前提としている場合が多いです。いわゆる格差や貧困、人権などの社会問題として議論されます。
結論から言うと、女性が上昇婚をするということは、自身はある程度の地位や収入で満足するということです。
つまり、女性の年収増加と上昇婚の関係は?
一般的な話の流れで説明すると
女性全体の年収が高くなるということは女性性(セックスであれジェンダーであれ)が社会経済活動の担い手として受け入れられるということです。
ここまではOKです。
社会全体で女性の雇用機会が広がり平均年収も高くなれば女性全体が生きやすくなります。生活が安定して人間らしい生活ができるようになることは憲法ないし全世界的に人権として保障されていることです。
問題は、会社での役職など女性が社会的に重要な地位に就いた場合、上昇婚がやりづらくなるということです。
先ほども述べたように、相対的な収入の増加は地位の上昇を意味してますが、会社などの組織に対する責任も同時に大きくなるということです。
地位の高さが伴った年収の高さがある場合には、結婚をしても家庭より仕事を優先させないといけないという社会の仕組みは根強く、この男女差はほとんどないでしょう。
言い換えると、地位が高くなればなるほどワークライフバランスがうまくいかなくなりやすいです。
生物学的な男女差を前提とすると、相対的な地位の向上は女性には負担が大きすぎる面があります。
以上のように、上昇婚を考える場合、女性の年収(相対的な社会的地位の上昇を伴うもの)と結婚については多少なりともトレードオフの関係になっているのが現状です。
女性が社会的地位を得ると男性の仕事が奪われるから結果的に上昇婚が難しくなるのは自業自得?
仮に社会全体で上昇婚を推奨するなら、理論的には、最低でも男性全体を失業させないようにすれば良いわけです。
一方、現状としては、男女の隔てがない条件のもと雇用する場合が多くなっているので、女性が採用された分だけ男性の雇用機会が減っているということもあるでしょう。
もちろん女性だからこそできる仕事や女性でなければいけない仕事であれば、男性の入る余地はないのでこの限りではありません。
しかし、男女の実質的な能力差や実力差が無い(であろう)ことが望ましい分野において、男女の雇用機会が実際に均等であれば、女性が受かった分だけ男性は受からなくなります。
男女二択なら、女性の社会進出が促進されるとその分だけ男性が職を失う機会も多くなるということです。
同じく、女性の社会的地位が向上すれば上には上の男性が相対的に少なくなります。
女性の地位向上は理想だけど、ワークライフバランスを考えている女性はある程度の仕事や収入で落ち着かざるを得ません。
実際に夫婦の仲にあるような男女の多くは、だいたいが上昇婚ではなく共働きを選んでいて、パワーカップルなんていうのはごく稀です。夢のまた夢です。
共働きは、家庭を大切にしつつ社会でもイキイキ働きたい女性がワークライフバランスを重視した、いいとこ取りのハイブリッドな働き方です。中間所得者層が増えていることからもわかります。
それに類は友を呼ぶように、本来人は自分と同じような人と一緒になるようにできているのは男女の仲でも同じことです。
繰り返しになりますが、その中で格差婚とも言えるような上昇婚を考えている場合には、女性側はある程度の立ち位置で満足せざるを得ないのです。
女性は上昇婚するのが一番イイのはホント?
生物学的に女性は自分より強い(年収が高い)男としか付き合いたがらない。
— コモーリー@40代ひきこもりニート/ベーシックインカムはよ (@komory8050) 2021年11月3日
女性の平均年収が上がれば上がるほど未婚率&少子化は高まる。
だとしたら収入面で男女平等を目指すって誰得なんだろう?
「みんな結婚せず独身で生きようキャンペーン」なら理解できる。#上昇婚
これは正確には、平均収入ではなくて女性の社会的地位のことですね。
生殖・人類繁栄の点において、女性の相対的な社会的地位が向上すると本人たちは高望みするようになるので結果的に余計に男女のズレを大きくすることになるから、無駄に男女の地位平等を求めるのではなく、みんなが実質的な上昇婚(共働きあり)をするのが理想だということです。
上昇婚か下方婚か?は極端な話かも
女が上昇婚する限り、育休を取るのは女性になる(夫が稼ぐ方が経済合理的)し、女性研究職はキャリアに空白ができ業績に差が出る。
— 🔥🌻🌻花つ葉🌻🌻⛄qui ne sait pas où elle en est (@spit_flower) 2021年11月1日
上昇婚を諦めない限り、収入格差は埋まらないし、研究職は男性中心になる。
すごくシンプルな話なのに、フェミは誰も直視しない。
そもそも格差婚と言われているのは差別色の強い言い方であり、片方が働いていない場合も含めて本来は多少の収入差は生じるものなので、そんなに気にすることはないと思います。
極端な格差婚を除いては、ある程度の上昇婚であればキャリアや収入との両立も諦めなくてもいいのではないでしょう。
他者の結婚を妬むのではなく、自分が結婚するときの参考にしよう
嫉妬の9割は、想像力の欠如が原因。抜群の結果を出してる人たちをよーく観察すると、やっぱり共通点は見えてくるもの。①過去10年は努力を積み重ねてきてる。②闘う土俵を間違えてない。つまり、今ここでジタバタしても意味がないということ。嫉妬したら、相手のプロセスから学ぶようにしたい。
— せーじ (@mind_master1981) 2021年10月27日
僕自身は他者に嫉妬しやすいたちなので大きな声では言えないですが、他者を羨むことで自分自身の心をすり減らすことがないようにしましょう。
他者が共働きだから、上昇婚だから。嫉妬してしまう前に、自分の幸せな結婚生活のための参考にすることが一番いいのかもしれません。
上昇婚だから満足のいくキャリアは望めないのも事実だし、ワークライフバランス重視の共働き家庭だから羨ましい。
その前に、まずは地道に自分のライフスタイルを作れるように努力しましょう。
生きていくうえで課される問いの答えは「真理」によってではなく「ライフスタイル」によって決定される。
— アドラーのことば (@adler187027) 2021年11月2日
by アルフレッド・アドラー#アドラーのことば
アドラーさんのこの言葉、僕はハッとしました。
アドラーさんらしいポジティブシンキングです。
世の中の常識にとらわれず、自分が正しいと思ったことを自分の気持ちに嘘をつかずに実行していくことが大切だと言っているのですね、きっと。
ライフスタイル、つまり自分の心地よい生き方を生きるようにしたら、自ずと結婚についても明確な意見や方向性が見えてくるでしょう。
上昇婚かキャリア重視か、共働きである程度の生活に落ち着くか。
自分の気持ちを優先した結婚を目指しましょう。
あーあ、書いててきちんと話がまとまらなかったから、後でリライトしまくろう。
それじゃあ、今日はここまで!